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イムス板橋リハビリテーション病院 理学療法BLOG

東京都板橋区のイムス板橋リハビリテーション病院 理学療法部門の活動報告BLOGです。勉強会や学会参加報告など当院の理学療法部門の魅力をお伝えできればと思います。気になった方はこちらのHPにもアクセスしてみてください。 HP: http://itareha-pt.jimdo.com/ 休日勉強会グループItareha Study GroupのTwitterものぞいてみてください。Twitter : https://twitter.com/ItarehaStudy?lang=ja

関東甲信越 心リハ学会

土曜日に心リハ学会の関東ブロックがありました。第1回ということで当院も気合いを入れ4演題出しました。(PT3演題、OT1演題)

 

1つ目が症例OTの症例で嫌気性作業閾値と調理動作。よく考えたらATって作業って言葉が入ってますね。OTの作業効率と心負荷だったりとかこういった活動が増えればもっと心リハOTも増えてくるかなと思います。

 

2つ目が心移植の2症例。回復期病院ではうち意外ではまず見ることないんじゃないかと。1症例目は脳血管障害がメイン、2症例目は運動耐容能がメイン。除神経心では低体力は当たり前だと思うので回復期でできることは多いのではないでしょうか?どうでしょうか?(免疫系のコントロールは大変ですが)

 

3つ目は外来の生活指導について。生活・運動指導のシートを使った結果の発表です。指導についてはどこの施設でも悩むと思いますが、シート自体はなかなか良いと思います。実際の生活に改善が見られたら(データがとれたら)またおもしろい発表ができると思います。どんなシートか気になる方は連絡ください。

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4つ目は要介護者の心臓リハビリテーションについてです。そうです。私です。個人的興味も強いため、勉強会でもテーマとして取り上げたりしていますが徐々に必要性を認識している方は増えたと思います。ただ、発表では裏に教育講演や優秀演題のセッションもあったためがらんとしていました。聴衆が何人でも全力でやらないといけないと思いいつも通り全力でやりました。座長の大久保先生、櫻田先生ありがたい言葉をいただきありがとうございました。

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ちなみに本学会ではSAMさん(TRF)がいらっしゃってダンスをしました。(私は行ってないですが)世代的に私くらいかもう少し上くらいと思いますがみなさん知ってますかね?けっこー楽しくやれるみたいですよ。

 

あとは今回の学会では北里のすごさが身にしみました。勉強になりました。

 

その後はうちと板橋中央のPTで打ち上げをし楽しく呑みました。みなさんつきあわせてすみません。

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ここ3週間で雑誌の執筆、学会発表、認定PTの試験、勉強会の講師と多忙ですが生きてる感はすごいあります。

 

次の発表は岐阜の心リハ学会です。

 

山本智史

IMSグループ リハビリ就職相談会

【ST部門】

 ・日時:平成29年2月28日(火)

     AM 9:00~11:30 PM 12:00~2:00

 ・場所:池袋ロイヤルクリニック 9階会議室

 

【PT、OT、ST部門】

 ・日時:平成29年3月5日(日)、3月6日(月)

     AM 9:00~11:30 PM 12:00~2:00

 ・場所:池袋ロイヤルクリニック 9階会議室

 

みなさんのキャリアデザインに合ったIMSグループの病院を紹介するだけでなく、その場で見学の日程調整などもおこなえます。私たちはグループでの研修制度や近隣グループ施設との交流も深く、さまざまな分野を学べるグループです。まだまだ募集している施設もありますので、ぜひご参加ください!

 

詳細 : http://www.ims.gr.jp/reha/

 

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地域リハ研修

最近は管理業務とOn the Job Trainingが主な仕事内容となっているので患者様を担当していませんが、数年前に担当していた患者様が今どのような生活を送っているのか想像することがあります。入院生活だけでなく、退院後の生活まで見据えた予後予測をしようと思っていますが、その通りにいくことなんてほぼないと思っています。良いも悪いも。。。だけどそれを考え続けるのが我々の役割なんだと思います。

 

当院では2年目の院内研修として「地域リハ研修」という制度を設けています。2年目のリハスタッフが1年目の時に担当した患者様のご自宅を訪問し、自分たちの退院支援で見直すべきとこはどこなのかということを学ぶ機会になってもらえれば、といった思いから始まった研修です。自宅訪問には2年目のリハスタッフだけでなく、特に関わりの深かった看護師、ケアワーカー、薬剤師、MSWの最大5名で伺います。そして帰院し、訪問したチームでそのことをまとめ、地域リハ研修報告会という形で院内ポスター発表会をおこないます。今年も11月30日に発表会をおこないました。

 

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毎年考えさせられるのが、自宅や環境が及ぼす影響ってすごいな、てことです。チームで立てた目標をはるか上回る生活を送っていることもあります。薬の自己管理ができないと思っていた患者様がしっかり自己管理していたり、自主トレメニューをやらずにもっとレベルの高い生活(行動)ができていたり。

 

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今年は参加者からの質問も多く、看護師、リハビリ、薬剤師、MSWなど、さまざまな視点からの意見が飛び交いとても有意義な時間だったのではないでしょうか。院長先生をはじめ参加してくれた多くの方々、発表者、そして準備期間を含めると3〜4ヶ月という長い期間動き回ってくれた教育研修委員会のみな様、ありがとうございました。また課題も見つかり、すでに教育研修委員会では来年に向けて動き出そうとしています。もっと多職種で検討しあえる発表会にできたらいいなと思います。

 

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この仕事は一期一会だと思っていますが、こういうのっていいなと心底思う研修です。

 

石井達也

Itareha Study Group

11/20(日)に10:00〜16:00までの勉強会を開催しました。もちろん休みを利用してです(以前もお伝えしたかと思いますが、休みの日なので「施設使用届け」という書類を提出して開催しています)。今回は脳機能、脳卒中患者の肩関節、脳卒中患者の歩行・動作分析という3テーマでおこないました。

 

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私たちは回復期病院で働くPTです。疾患の割合は半数以上が脳卒中患者になります。リスク管理をしながら、後方より抱え込むようにして歩行練習をおこなうことが多いです。そのためには基本的な知識を有しておかなくてはなりませんが、技術もおおいに大切です。

 

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歩行だけに視点をおいてはいけません。肩が痛い、手が痛い、なんてことも多いです。やはり疼痛が出現してからではなく、予防することが大切になります。早期からの管理に目を向けなくてはなりません。特に上肢に関しては「作業」を大切にする当院のOTからの情報も重要です。上肢が主体的に生活に参加できるよう、PTとOTで管理していくことを心がけています。

 

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講師をしてくれた二人のPTは、忙しい中での資料作成、大変だったと思います。ありがとうございます。そして休みの日にも関わらず参加している、当院の熱意をもったPTにも敬意を表したいと思います。お疲れさまでした。

次回は1/29(日)を予定しています。内容はまだ未定ですが、実技の時間を多く取り入れて臨床に役立つものにしたいと思っています。

 

石井達也

呼吸リハ伝達講習

伝達講習会をおこないました。

 

当院には3学会合同呼吸療法認定士の資格を持つPTが複数名います。今日はそのうちの一人である柴田に、解剖・触診・打診・聴診などの呼吸リハに関する伝達講習会をしてもらいました。

 

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彼女は、整形外科、神経系、触診、行動心理学、呼吸器系と多方面の分野を積極的に勉強しています。中でも呼吸リハに関しては、得意分野として確立されつつあるのではないでしょうか。今回の伝達講習会は自ら開催を志願しておこなわれました。頼もしいです。

 

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打診・触診による肺区域の見分け方や聴診での評価など、回復期リハ病院においても必要とされることは多いです。また、自己排痰ができない場合には、スクイージングによる排痰技術も必要とされます。これらにより運動耐用能が改善することで、より質の高い日常生活が送れるようにもなります。

 

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ひとつひとつ丁寧に指導してくれ、参加者は得るものが多かったのではないでしょうか。今回の講義を受講し、自分ももっとこの分野を勉強したいと思いました。おそるべし、認定士の力。。。 リハ科教育委員として、年間教育計画にもっと組み込んでいこうと思います。

 

次回、またよろしく!

 

石井達也

理学療法学掲載

板リハPTの山本です。

 

ご存知の方も多いとは思いますが、私のはじめての論文が理学療法学に掲載されました。これ達成感すごいです。苦労したかいがありました。

 

ちなみに初めてやった研究がこれなのです。(今まで発表した研究は4つくらいでしょうか)なので思い入れも深く、感慨深いものです。私は大学院にも行っていないし、学生のときは勉強せずさぼってばかり。研究・統計のことに関しては素人です。

 

ですが目の前に目標があるとなんとかなるもので茨城県立医療大学の青山先生(そのときは当院にいました)に習いながらなんとかしました。

 

関東甲信越ブロック学術大会では後輩の発表に論文読みましたと言ってくれる人もいたみたいでありがたい限りです。

 

昨日の東京呼吸循環腎研修会では高橋先生や西川先生に別刷りを渡すこともできました。ようやく認識されてきました。

 

 

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そんなこともあってか某ジャーナルから執筆依頼を頂き書くことにしました。それも大変とは思いますが楽しみです。

 

課題は自分で作るものだと思います。目標に近づける課題を自分に課すと良いと思います。

 

これからも家事をしつつ学術的な活動をしていきたいと思います。

 

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/43/5/43_11077/_pdf

 

リンク貼っておきますのでよかったら見てやってください。

 

山本智史

文献抄読会 10月12日

みなさん、こんにちは。広報担当の石井岳です。

以前告知していた10月3日の第一回文献抄読会は延期となり、10月12日に行われました。

本日は文献抄読会の概要と第一回の内容をお伝えできればと思います。

 

今後、文献抄読会は月一回のペースで行われ、毎月参加者が交代制で文献のプレゼンを行っていきます。

本文献抄読会の目的は以下の通りとなっています。

・logical thinking及びclinical reasoning(論理的・批判的思考)を養う

・臨床や学術活動に役立つ根拠の充実

・プレゼンテーション能力の向上

 

第一回のプレゼンターは石井達也さんで文献の使い方、検索方法、英論文を選ぶ・読む方法の講義に加えて、2009年の臨床バイオメカニクス学会誌に掲載された宮地司らの「筋電気刺激を利用したClosed Kinetic chainにおける二関節筋作用の解析」という文献を紹介してくれました。

 

以下、簡単に文献の内容を紹介させていただきます。

健常成人男性19名を対象として、座位(体幹垂直位、膝関節屈曲60°、足関節背屈10°)にて右下肢キッキング動作中に大腿直筋、内・外側広筋、内・外側ハムストリングスにそれぞれ電気刺激を行う。その際、床反力計と荷重解析システムにて各関節モーメントと床反力ベクトルへの垂線×力の強さを算出し、検討したものです。

結果は、広筋群への電気刺激時には床反力ベクトルは股関節と膝関節のほぼ中間を通り、足部の出力は最も大きくなりました。大腿直筋への電気刺激時には床反力ベクトルは股関節の後方を通り、ハムストリングスへの電気刺激時には床反力ベクトルは膝関節のすぐ後方を通っていました。また2つの筋の足部出力は同程度でした。

 

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考察では、以上の結果から、CKCにおいて単関節筋である広筋群は出力に関与し、二関節筋である大腿直筋、ハムストリングスは出力の方向制御に関与していると考えられる。また、ハムストリングスは股関節モーメントアーム長が膝関節に比べて有意に大きくなっていたことからCKCでは股関節伸展及び膝関節伸展作用を持つと考えられると述べられています。

 

本文献抄読会では、スライドの最後に臨床的意義というスライドを作成し、その文献をいかに臨床へ繋げるかをディスカッションできる場となっています。

今回紹介した文献の臨床的意義としては、CKCの動作上での単関節筋と二関節筋の特性と床反力との関係を理解することで膝関節の観察のポイントが見えてくるということでした。

 

今回は第一回ということもあり、ディスカッションもほどほどでしたが、今後回数を重ねていくことで論理的思考が鍛えられ、より有意義なディスカッションができる場となっていくのだろうな~などと考えております。笑

また臨床の疑問を解決していくきっかけになっていければと思います。

 

長文になりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございます。第二回は11月9日を予定しています。

 

板リハPT部門の詳細はこちらのHPにて紹介しています。

中途採用の募集も行っていますので興味がありましたら電話・見学等お待ちしています。

板リハ 理学療法HP