イムス板橋リハビリテーション病院 理学療法BLOG

東京都板橋区のイムス板橋リハビリテーション病院 理学療法部門の活動報告BLOGです。勉強会や学会参加報告など当院の理学療法部門の魅力をお伝えできればと思います。気になった方はこちらのHPにもアクセスしてみてください。 HP: http://itareha-pt.jimdo.com/ 休日勉強会グループItareha Study GroupのTwitterものぞいてみてください。Twitter : https://twitter.com/ItarehaStudy?lang=ja

PT勉強合宿

お久しぶりです。広報担当の石井です。


先日9月4~5日にPT部門は千葉の九十九里の方へ勉強合宿に行ってまいりました。今日はその報告をしたいと思います。

PT勉強合宿は各講師が得意分野の講義を行うため、集中して多分野の勉強を行うこととPT部門の結束を高めることを目的としては開催されています。また、今年のテーマは「いつもの臨床にEBMを…根拠のある理学療法を学ぼう!」というものでした。
以下がスケジュールと講義のタイトルです。


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1日目は朝から晩まで中堅や役職の方が講義を行い、夜から全力で飲み会を楽しみます。


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2日目は今回は海の近くでBBQをして、そのあと海ではしゃいできました。笑

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今回、私は初めて講師として参加させていただきましたが、講義の準備や講義をすることで得られることの多さ、後輩に伝える難しさなどとても多くのことを学ぶことができました
また、飲み会やBBQでは普段あまり関わりのない1・2年目の後輩たちと接することができて次の日からの仕事がさらに楽しくなったような気がしています。笑
来年も楽しみです。

以上、簡単ですがPT勉強合宿の報告でした。

柏厚生総合病院で勉強会をしてきました。

お疲れさまです。山本です。

今回は柏厚生総合病院で勉強会をしてきたのでその話をします。

 

柏厚生総合病院は約300床の総合病院で急性期・回復期を有しており、私の学生のときの先輩が働いています。新たにカテ医の先生がきて心リハをはじめることになったそうで、私が理学療法に投稿したものを見て依頼してくれたようです。

 

そしてなんとこの病院、私が実習でお世話になっていた病院なのです。

実習のときの私は未熟で(今もまだまだ未熟ですが)知識はないし、担当になる予定の患者さんから拒否されたりとまぁ大変な学生だったと思います。

 

あれから10年。PT10年目となり、節目の年です。そんなときに実習先から勉強会を依頼されるなんてなんとも感慨深い気持ちとなりました。最後にも言いましたが恩返しのような気持ちなのです。

「冠動脈疾患に対する病期別の心臓リハビリテーション」という題目でお話させてもらいましたが、今になるとこんな話もしておけばよかったなーとか詰め込みすぎたなとかいろんな反省はありますがいい経験をさせてもらいました。

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感謝しています。柏厚生総合病院のリハ科の皆様どうもありがとうございました。飲み会のときの科長の言葉はささりました。

 

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また、本日地域医療公開講座をやらせて頂きました。これで3回目で最近の2回は不意打ちみたいなものでしたが今回はリラックスして話せたと思います。そのときの話はまたのちほど。

吸う方と吐く方(白鵬)というダジャレは通じませんでした。反省。

 

山本

 

第23回心臓リハビリテーション学会

お久しぶりです。山本です。

7月から理学療法部門の責任者になりました。まだまだ至らぬ点はあるかと思いますが、うちのスタッフも他の病院の皆様もよろしくお願いします。

 

 

さて、今回は第23回の日本心臓リハビリテーション学会で岐阜まで行ってきました。当院からは3演題発表と心リハ指導士の受験が2名(OT)でした。

 

維持期外来の効果をPTの副主任の清水さん、心移植の回復期病院でのインターバルトレーニング効果を曽部さん、歩行速度による心臓リハビリテーション効果の違いを私が発表してきました。

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みなさん堂々と発表しており、いろんな先生から質問やご指導を受けより臨床や研究に生かせるものであったと思います。みなさんご苦労様でした。

 

また、遅れましたが6月には東京都理学療法士学術大会で当院からフレッシュマンで4演題出させてもらい、運営の手伝いもさせてもらいました。写真はないですがみなさん緊張してましたが頑張ってました。

内容的にも他の病院に負けていなかったと思います。(何が勝ちなのかはわかりませんが)

 

責任者が私に変わりましたが、石井さんの考えを引き継ぎつつ色々チャレンジしていきたいと思います。

 

臨床的にもアカデミックにも強くなれるようにしていこうと思います。

 

山本智史

東京都障害者総合スポーツセンター

こんにちは。広報担当の小栢です。
随分久しぶりの投稿になってしまいました。


板リハも新年度になり、多くの仲間を迎えることができました。

また、新人さんたちの動向も追って報告できればと思います。

 


今回は、当院に東京都障害者総合スポーツセンターの方にお越し頂きました。

 

回復期リハ病院を退院後、障害をおった方のスポーツ支援についてご説明して頂きました。

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片麻痺の方が卓球をする。


気管切開をした方がプールに入る。


実際にはスポーツをしたい方もいるはずなのに、医療関係者が危ないから、と制限をかけていませんか?

 


私たちのような回復期リハ病院に限らないことかもしれませんが、病院に勤務しているとリスクを気にしてしまい、活動を制限している可能性があると思います。

 


そんな方達を支援しているのが東京都障害者総合スポーツセンターです。

 

 


今回は、実際の利用者の方にも来院して頂き、スポーツセンターに行くようになった経緯や現状、これからについてなどをお話しして頂くことができました。


実際の利用者の方は、スポーツを通してできなかったことができるようになり、自信に繋がっている印象を受けました。

 

ですが、回復期リハ病院からスポーツセンターを利用する方はまだあまり多くはないと仰っていました。

 

理由は、前述したようなリスク面で制限されてしまう場合もありますが、もう1つには地域包括ケアシステムの枠組みに娯楽やスポーツは含まれていないという点が挙げられます。

介護保険部門ももちろん重要なことではあると思います。

 

ですが、「その人らしさ」や「いきいきと生活する」ということを考えたときにスポーツなどの娯楽もサポートすべきことだと改めて感じました。

 


スポーツを通して機能的な改善を見込めるケースもあるはずなので、今後は是非とも繋いでいきたいと思います!

関東甲信越 心リハ学会

土曜日に心リハ学会の関東ブロックがありました。第1回ということで当院も気合いを入れ4演題出しました。(PT3演題、OT1演題)

 

1つ目が症例OTの症例で嫌気性作業閾値と調理動作。よく考えたらATって作業って言葉が入ってますね。OTの作業効率と心負荷だったりとかこういった活動が増えればもっと心リハOTも増えてくるかなと思います。

 

2つ目が心移植の2症例。回復期病院ではうち意外ではまず見ることないんじゃないかと。1症例目は脳血管障害がメイン、2症例目は運動耐容能がメイン。除神経心では低体力は当たり前だと思うので回復期でできることは多いのではないでしょうか?どうでしょうか?(免疫系のコントロールは大変ですが)

 

3つ目は外来の生活指導について。生活・運動指導のシートを使った結果の発表です。指導についてはどこの施設でも悩むと思いますが、シート自体はなかなか良いと思います。実際の生活に改善が見られたら(データがとれたら)またおもしろい発表ができると思います。どんなシートか気になる方は連絡ください。

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4つ目は要介護者の心臓リハビリテーションについてです。そうです。私です。個人的興味も強いため、勉強会でもテーマとして取り上げたりしていますが徐々に必要性を認識している方は増えたと思います。ただ、発表では裏に教育講演や優秀演題のセッションもあったためがらんとしていました。聴衆が何人でも全力でやらないといけないと思いいつも通り全力でやりました。座長の大久保先生、櫻田先生ありがたい言葉をいただきありがとうございました。

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ちなみに本学会ではSAMさん(TRF)がいらっしゃってダンスをしました。(私は行ってないですが)世代的に私くらいかもう少し上くらいと思いますがみなさん知ってますかね?けっこー楽しくやれるみたいですよ。

 

あとは今回の学会では北里のすごさが身にしみました。勉強になりました。

 

その後はうちと板橋中央のPTで打ち上げをし楽しく呑みました。みなさんつきあわせてすみません。

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ここ3週間で雑誌の執筆、学会発表、認定PTの試験、勉強会の講師と多忙ですが生きてる感はすごいあります。

 

次の発表は岐阜の心リハ学会です。

 

山本智史

IMSグループ リハビリ就職相談会

【ST部門】

 ・日時:平成29年2月28日(火)

     AM 9:00~11:30 PM 12:00~2:00

 ・場所:池袋ロイヤルクリニック 9階会議室

 

【PT、OT、ST部門】

 ・日時:平成29年3月5日(日)、3月6日(月)

     AM 9:00~11:30 PM 12:00~2:00

 ・場所:池袋ロイヤルクリニック 9階会議室

 

みなさんのキャリアデザインに合ったIMSグループの病院を紹介するだけでなく、その場で見学の日程調整などもおこなえます。私たちはグループでの研修制度や近隣グループ施設との交流も深く、さまざまな分野を学べるグループです。まだまだ募集している施設もありますので、ぜひご参加ください!

 

詳細 : http://www.ims.gr.jp/reha/

 

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地域リハ研修

最近は管理業務とOn the Job Trainingが主な仕事内容となっているので患者様を担当していませんが、数年前に担当していた患者様が今どのような生活を送っているのか想像することがあります。入院生活だけでなく、退院後の生活まで見据えた予後予測をしようと思っていますが、その通りにいくことなんてほぼないと思っています。良いも悪いも。。。だけどそれを考え続けるのが我々の役割なんだと思います。

 

当院では2年目の院内研修として「地域リハ研修」という制度を設けています。2年目のリハスタッフが1年目の時に担当した患者様のご自宅を訪問し、自分たちの退院支援で見直すべきとこはどこなのかということを学ぶ機会になってもらえれば、といった思いから始まった研修です。自宅訪問には2年目のリハスタッフだけでなく、特に関わりの深かった看護師、ケアワーカー、薬剤師、MSWの最大5名で伺います。そして帰院し、訪問したチームでそのことをまとめ、地域リハ研修報告会という形で院内ポスター発表会をおこないます。今年も11月30日に発表会をおこないました。

 

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毎年考えさせられるのが、自宅や環境が及ぼす影響ってすごいな、てことです。チームで立てた目標をはるか上回る生活を送っていることもあります。薬の自己管理ができないと思っていた患者様がしっかり自己管理していたり、自主トレメニューをやらずにもっとレベルの高い生活(行動)ができていたり。

 

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今年は参加者からの質問も多く、看護師、リハビリ、薬剤師、MSWなど、さまざまな視点からの意見が飛び交いとても有意義な時間だったのではないでしょうか。院長先生をはじめ参加してくれた多くの方々、発表者、そして準備期間を含めると3〜4ヶ月という長い期間動き回ってくれた教育研修委員会のみな様、ありがとうございました。また課題も見つかり、すでに教育研修委員会では来年に向けて動き出そうとしています。もっと多職種で検討しあえる発表会にできたらいいなと思います。

 

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この仕事は一期一会だと思っていますが、こういうのっていいなと心底思う研修です。

 

石井達也