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イムス板橋リハビリテーション病院 理学療法BLOG

東京都板橋区のイムス板橋リハビリテーション病院 理学療法部門の活動報告BLOGです。勉強会や学会参加報告など当院の理学療法部門の魅力をお伝えできればと思います。気になった方はこちらのHPにもアクセスしてみてください。 HP: http://itareha-pt.jimdo.com/ 休日勉強会グループItareha Study GroupのTwitterものぞいてみてください。Twitter : https://twitter.com/ItarehaStudy?lang=ja

クリニカルラダー制度

はじめまして、部門責任者の石井です(ブログ担当の石井ではないですw)。

 

本日は就職説明会で東北に行ってきました。学生は皆いきいきとしており、真剣に説明を聞き積極的に質問をしてくれました。短い時間だしなるべく一方的な説明にならないよう心がけコミュニケーションを多く取るよう配慮しました。またお忙しい中、準備をしていただいた教員の方々に心より感謝申し上げます。とても良い環境で学生と話をすることができました。ありがとうございます。

 

就職説明会にはここ数年行き続けていますが、やはりほとんどの学生が気にしているのが「教育システム」のようです。なので少しだけ当院の教育システムを紹介しようと思います。

 

皆さんはクリニカルラダーという言葉をご存知でしょうか。1970〜1980年代にかけて、Patricia Bennerが哲学理論を基に開発した、看護師の臨床技能の習熟段階を示すものです。このクリニカルラダーは、数学者・システム分析学者のStuart Dreyfusと哲学者のHubert Dreyfusという兄弟がおこなった、チェスプレイヤーやパイロットを対象にした研究を参考にしています。すなわち、緊急事態や想定外の事象に対して即座に的確な判断ができるよう、段階的に成長を促すものです。

 

看護の領域では多く用いられているシステムではあるが、リハビリ業界ではクリニカルラダーの導入は我々の知り得る限り少ない。そこでリハビリ科の教育委員会で当院独自のクリニカルラダーを作成し、職員の目標設定および目標管理をおこなった。結果、職員は自分の目標を定量的に設定するようになり、ひとりひとりの目標達成が明確になった(本成果は「回復期リハビリテーション病棟協会 第27回全国研究大会 in沖縄」にて報告)。そしてそれは、経験に基づいて緊急事態に即座に対応できる能力を身につけるための、段階的な成長の一助となるはずです。このように当院では職種専門性に特化した研修制度のほか、一人前のセラピストあるいは管理者として成長できるよう、クリニカルラダー制度を設けています。

 

また機会があれば、当院の取り組みを紹介していきたいと思います。そして明日は都内で就職説明会です。一人でも多くの学生にこのような当院の特徴を伝えられればと思います。