8月24日 新人症例報告会
みなさんこんにちは。広報担当の小栢です。
「小栢」で「おがや」と読みます。今後とも宜しくお願いします。
報告が遅くなりましが、以前にも少しお知らせしていたように、8月24日に新人の症例報告会が実施されました。
PT部門では、水曜日に隔週で症例報告会をおこなっています。
先輩や後輩などの症例報告を聞き、質疑応答もできるので、いつも有意義なディスカッションができています。(ここでは部門責任者の石井さんから、鋭い質問が出されます。私は毎回、それを聞くのを楽しみにしています。笑)
今回の症例報告会では、私がプリセプターを務めている新人の発表もおこないました。
そんな今回の新人さんの症例報告会の内容を少し報告させて頂きます。
プリセプター制度とは、プリセプター(先輩)がプリセプティ(新人)をマンツーマンで教育・指導することをいいます。プリセプターには、おお むね3年目くらいの者がなることが多いです。新人に、理学療法士としての介入的なアドバイスだけでなく、関連業務等についても教育します。1年間かけて、プリセプティはプリセプターから理学療法士としての仕事(業務)を教わることになります。
発表のタイトルは
「インソールを処方し再調整が必要となった症例~インソール処方後の二次障害に対して~」
というものです。
インソールを処方したものの、経過の中で魚の目による疼痛を認め活動制限が生じた症例に対し、体重心や全身的なアライメントに着目し、インソールの再調整を行った報告でした。
インソールは主に、身体各部位に生じているメカニカルストレスを軽減する目的で用いるものとされています。
その処方には足部のみではなく、歩行動作などにおいて全身的なアライメントに注目して細かい評価が必要となります。
今回は新人さんということもあり、評価にはかなり苦戦していました。
私自身も、しっかり指導していれば、、、
と、反省しなくてはいけないところです。
インソールに関していえば、当院では、PTのホームページでも本当に小さくしか記載されていませんが、今後インソール外来を開設する予定です。
ぜひ、興味がありましたらご連絡を頂ければと思います。