東京都障害者総合スポーツセンター
こんにちは。広報担当の小栢です。
随分久しぶりの投稿になってしまいました。
板リハも新年度になり、多くの仲間を迎えることができました。
また、新人さんたちの動向も追って報告できればと思います。
今回は、当院に東京都障害者総合スポーツセンターの方にお越し頂きました。
回復期リハ病院を退院後、障害をおった方のスポーツ支援についてご説明して頂きました。
片麻痺の方が卓球をする。
気管切開をした方がプールに入る。
実際にはスポーツをしたい方もいるはずなのに、医療関係者が危ないから、と制限をかけていませんか?
私たちのような回復期リハ病院に限らないことかもしれませんが、病院に勤務しているとリスクを気にしてしまい、活動を制限している可能性があると思います。
そんな方達を支援しているのが東京都障害者総合スポーツセンターです。
今回は、実際の利用者の方にも来院して頂き、スポーツセンターに行くようになった経緯や現状、これからについてなどをお話しして頂くことができました。
実際の利用者の方は、スポーツを通してできなかったことができるようになり、自信に繋がっている印象を受けました。
ですが、回復期リハ病院からスポーツセンターを利用する方はまだあまり多くはないと仰っていました。
理由は、前述したようなリスク面で制限されてしまう場合もありますが、もう1つには地域包括ケアシステムの枠組みに娯楽やスポーツは含まれていないという点が挙げられます。
ですが、「その人らしさ」や「いきいきと生活する」ということを考えたときにスポーツなどの娯楽もサポートすべきことだと改めて感じました。
スポーツを通して機能的な改善を見込めるケースもあるはずなので、今後は是非とも繋いでいきたいと思います!