イムス板橋リハビリテーション病院 理学療法BLOG

東京都板橋区のイムス板橋リハビリテーション病院 理学療法部門の活動報告BLOGです。勉強会や学会参加報告など当院の理学療法部門の魅力をお伝えできればと思います。気になった方はこちらのHPにもアクセスしてみてください。 HP: http://itareha-pt.jimdo.com/ 休日勉強会グループItareha Study GroupのTwitterものぞいてみてください。Twitter : https://twitter.com/ItarehaStudy?lang=ja

新人症例発表

こんにちは、小栢です。


前回に続き連続投稿となります。




さて、今回は院内での活動を報告します。





この時期になると板リハのリハ科では毎年、新人さんによる症例発表会が開催されます。




今回はPT 2 名、OT 2 名の新人さんが発表をしてくれました。


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学会等では質疑応答の時間が23分と非常に短いですが、この発表会は新人さんの成長を確認すると共に、より研鑽できるよう質疑応答が8分設けられています。

なので、先輩方も数多く参加しています。


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いずれの発表も多くの質疑応答やアドバイスがあり、8分間では足らないほどでした!




また、新人さんの応答もバッチリでした!

私が新人の時よりも、しっかりしていると思い私も負けてられないな、と思いました。





この発表会は1年の集大成でもあるので、役職者によって採点されます。

そして、その結果を踏まえて、3名が表彰されます。



表彰については、

プレゼンテーション賞

理念に沿ってる賞

専門性を発揮している賞

3つの分野に分かれています。わかりやすくていいですね!

いいところをしっかり評価してあげられるようになっていると思います!





新人さんはこれから勉強会や学会発表などを通して、いろいろなことを経験し、良し悪しを判断できるよう今後も成長していけると良いですね!

(私が偉そうなこと言える立場ではありませんが)





今年の発表会はまだ始まったばかりです。

また発表会について続報があればここでお伝えさせていただきます。

回復期リハビリテーション病棟協会 第31回研究大会 in 岩手

こんにちは、小栢です。



随分と久しぶりになってしまいました。

更新が遅く申し訳ございません。





さて、今回は先日開催された第31 回復期リハビリテーション病院協会 研究大会 in 岩手 に参加しましたので、その報告をさせていただきます。




当院からは全部で13演題(ポスター 5演題、口述8演題)総勢14名で大会に参加させていただきました!



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この大会は、リハ病院で働くDrNsPTOTSTSWなど多職種が参加し、各病院での介入や取り組みを報告するものです。



今回は2/2.32日間の開催で、1日目にはランチョンセミナーもあり丸一日を楽しむことができる大会でした。





とても興味深い内容の報告が数多くありましたが、この場では私が発表した内容を少し報告します。




今回私は、「認知機能が日常生活動作潜在的な活動能力と実行状況の乖離に与える影響」というタイトルで、横断研究をおこない報告しました。



内容としては、できるADL しているADL に乖離がある者は認知機能の低下を認めた、というものです。


特にFIMの項目で言えば、整容と更衣上半身、トイレ動作、移乗ベッド、移乗トイレの項目で認知機能低下を認める者は乖離が生じやすい傾向があることが分かりました。





このように、当院では研究や学会発表にも積極的に参加しています。



東京で行われる都学会や関東甲信越ブロック学会などでも発表予定なので、また報告できればと思います。

第36回関東甲信越ブロック理学療法学術大会

はじめまして。理学療法士の久米です。現在帰りの新幹線です。

 

この度関東甲信越ブロック理学療法学術大会に参加してきました。

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当院からはポスターで5名発表させてもらいました。今回の学会の中でも最多なのではないか説です。

 

私は今回が初めての発表でしたが、前日の夜から眠れないほど緊張しました。発表中はさらに緊張してしまい、だいぶ噛んでしまいましたが、その後の質疑応答では貴重な意見をいただくことができました。外部だからこそ頂ける意見も多く臨床の視野が広がったと思います。f:id:itarehapt:20170924155350j:plain

 

また、前日の夜には済生会中央病院の方々と飲み会をさせて頂く機会もあり、刺激をもらうことができました。※真庭さんが絶好調でした。

 

今後もこういった機会を大切にし、外部との交流をひろげていければと思います。

 

久米信太郎

 

お疲れさまです。山本です。

 

今回は脳血管で3題、内部障害で2題出させてもらいました。関ブロは質疑応答も活発で発表のしがいがありますね。来年から全国がなくなるのでもっと地方会がもりあがると理学療法全体も質が上がってくると感じました。

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学会中に質問頂きました先生やお話しさせて頂いた先生方ありがとうございました。久しぶりに会った先輩とも話ができ充実した2日間でした。

 

来年は栃木という事なので同級生がいっぱいくるんじゃないかと思い、楽しみにしています。

 

 

山本

 

 

PT勉強合宿

お久しぶりです。広報担当の石井です。


先日9月4~5日にPT部門は千葉の九十九里の方へ勉強合宿に行ってまいりました。今日はその報告をしたいと思います。

PT勉強合宿は各講師が得意分野の講義を行うため、集中して多分野の勉強を行うこととPT部門の結束を高めることを目的としては開催されています。また、今年のテーマは「いつもの臨床にEBMを…根拠のある理学療法を学ぼう!」というものでした。
以下がスケジュールと講義のタイトルです。


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1日目は朝から晩まで中堅や役職の方が講義を行い、夜から全力で飲み会を楽しみます。


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2日目は今回は海の近くでBBQをして、そのあと海ではしゃいできました。笑

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今回、私は初めて講師として参加させていただきましたが、講義の準備や講義をすることで得られることの多さ、後輩に伝える難しさなどとても多くのことを学ぶことができました
また、飲み会やBBQでは普段あまり関わりのない1・2年目の後輩たちと接することができて次の日からの仕事がさらに楽しくなったような気がしています。笑
来年も楽しみです。

以上、簡単ですがPT勉強合宿の報告でした。

柏厚生総合病院で勉強会をしてきました。

お疲れさまです。山本です。

今回は柏厚生総合病院で勉強会をしてきたのでその話をします。

 

柏厚生総合病院は約300床の総合病院で急性期・回復期を有しており、私の学生のときの先輩が働いています。新たにカテ医の先生がきて心リハをはじめることになったそうで、私が理学療法に投稿したものを見て依頼してくれたようです。

 

そしてなんとこの病院、私が実習でお世話になっていた病院なのです。

実習のときの私は未熟で(今もまだまだ未熟ですが)知識はないし、担当になる予定の患者さんから拒否されたりとまぁ大変な学生だったと思います。

 

あれから10年。PT10年目となり、節目の年です。そんなときに実習先から勉強会を依頼されるなんてなんとも感慨深い気持ちとなりました。最後にも言いましたが恩返しのような気持ちなのです。

「冠動脈疾患に対する病期別の心臓リハビリテーション」という題目でお話させてもらいましたが、今になるとこんな話もしておけばよかったなーとか詰め込みすぎたなとかいろんな反省はありますがいい経験をさせてもらいました。

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感謝しています。柏厚生総合病院のリハ科の皆様どうもありがとうございました。飲み会のときの科長の言葉はささりました。

 

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また、本日地域医療公開講座をやらせて頂きました。これで3回目で最近の2回は不意打ちみたいなものでしたが今回はリラックスして話せたと思います。そのときの話はまたのちほど。

吸う方と吐く方(白鵬)というダジャレは通じませんでした。反省。

 

山本

 

第23回心臓リハビリテーション学会

お久しぶりです。山本です。

7月から理学療法部門の責任者になりました。まだまだ至らぬ点はあるかと思いますが、うちのスタッフも他の病院の皆様もよろしくお願いします。

 

 

さて、今回は第23回の日本心臓リハビリテーション学会で岐阜まで行ってきました。当院からは3演題発表と心リハ指導士の受験が2名(OT)でした。

 

維持期外来の効果をPTの副主任の清水さん、心移植の回復期病院でのインターバルトレーニング効果を曽部さん、歩行速度による心臓リハビリテーション効果の違いを私が発表してきました。

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みなさん堂々と発表しており、いろんな先生から質問やご指導を受けより臨床や研究に生かせるものであったと思います。みなさんご苦労様でした。

 

また、遅れましたが6月には東京都理学療法士学術大会で当院からフレッシュマンで4演題出させてもらい、運営の手伝いもさせてもらいました。写真はないですがみなさん緊張してましたが頑張ってました。

内容的にも他の病院に負けていなかったと思います。(何が勝ちなのかはわかりませんが)

 

責任者が私に変わりましたが、石井さんの考えを引き継ぎつつ色々チャレンジしていきたいと思います。

 

臨床的にもアカデミックにも強くなれるようにしていこうと思います。

 

山本智史

東京都障害者総合スポーツセンター

こんにちは。広報担当の小栢です。
随分久しぶりの投稿になってしまいました。


板リハも新年度になり、多くの仲間を迎えることができました。

また、新人さんたちの動向も追って報告できればと思います。

 


今回は、当院に東京都障害者総合スポーツセンターの方にお越し頂きました。

 

回復期リハ病院を退院後、障害をおった方のスポーツ支援についてご説明して頂きました。

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片麻痺の方が卓球をする。


気管切開をした方がプールに入る。


実際にはスポーツをしたい方もいるはずなのに、医療関係者が危ないから、と制限をかけていませんか?

 


私たちのような回復期リハ病院に限らないことかもしれませんが、病院に勤務しているとリスクを気にしてしまい、活動を制限している可能性があると思います。

 


そんな方達を支援しているのが東京都障害者総合スポーツセンターです。

 

 


今回は、実際の利用者の方にも来院して頂き、スポーツセンターに行くようになった経緯や現状、これからについてなどをお話しして頂くことができました。


実際の利用者の方は、スポーツを通してできなかったことができるようになり、自信に繋がっている印象を受けました。

 

ですが、回復期リハ病院からスポーツセンターを利用する方はまだあまり多くはないと仰っていました。

 

理由は、前述したようなリスク面で制限されてしまう場合もありますが、もう1つには地域包括ケアシステムの枠組みに娯楽やスポーツは含まれていないという点が挙げられます。

介護保険部門ももちろん重要なことではあると思います。

 

ですが、「その人らしさ」や「いきいきと生活する」ということを考えたときにスポーツなどの娯楽もサポートすべきことだと改めて感じました。

 


スポーツを通して機能的な改善を見込めるケースもあるはずなので、今後は是非とも繋いでいきたいと思います!